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トランヴェール2月号は「朔太郎」
新幹線から自由に持ち帰り

2024.01.31

トランヴェール2月号は「朔太郎」
新幹線から自由に持ち帰り

新幹線の座席ポケットにあり、自由に持ち帰ることができる「トランヴェール」2月号は2月1日発行、特集で前橋市出身の詩人、萩原朔太郎を特集する。前橋文学館を訪れ孫である萩原朔美館長を取材、朔太郎と縁のある場所を取り上げている。

「詩は音楽」鋭く迫る言葉

発行元のJR東日本のホームページによると、2024年2月号の特集は「音楽のある詩を紡ぐ人 萩原朔太郎」。リードには次のように書かれている。

「普段の話し言葉を使い、自由に表現する口語自由詩を確立し、その後の詩人に大きな影響を与えた詩人・萩原朔太郎は、かく言う。詩は音楽であり、声に出して読むべきだ、と。鋭く迫る言葉と、類いまれな音楽センスを持つ詩を残し、現代のミュージシャンにまで影響を与え続けている。その創作の源泉を探り、「言葉とは何か」を掘り下げる旅に出た。」

▲トランヴェール2月号の表紙

制作にあたったジェイアール東日本企画は「2022年から2023年にかけ、前橋文学館が中心となった『萩原朔太郎大全』は、全国各地の文学館で朔太郎の企画展を一斉開催する、画期的なものでした。また、現代のミュージシャンにも多く影響を与えていることが見られ、故郷である前橋に萩原朔太郎の創作の源泉を探ることで、土地の魅力の紹介にも繋げていければ」と企画の趣旨を説明する。

▲祖父の銅像と並ぶ萩原朔美さんの写真も掲載

▲企画展を開いた吉増剛造さんも登場

3年ぶりに群馬県内を特集

トランヴェールは JR東日本が発行する新幹線車内サービス誌。JR東日本の新幹線(北海道、東北、上越、山形、秋田、北陸)の全座席に置き、東日本の歴史や文化、グルメを取り上げている。

JR東日本によると、月間の閲読可能者数は平均900万人。A4変形、オールカラーの32㌻。

群馬県内が特集されるのは2021年3月号の「群馬、埼玉。渋沢栄一を旅する」以来。

2024年2月号は2月1日から順次、各車両に配置される。3月からはバックナンバーとしてサイトで読むこともできる。

座席からの持ち帰りは自由。駅の売店などでは販売していない。富士山マガジンサービスで購入できる。157円+送料。

トランヴェールのバックナンバー 、定期購読の予約はFujisan↓

https://www.fujisan.co.jp/product/1281702061/b/list/

トランヴェールホームページは↓

https://www.jreast.co.jp/railway/trainvert/