【前橋まちなか新聞▶︎】自然と文化が調和する街、前橋から
ヴィンテージカルチャーを提案

2023.06.30

前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや前橋テルサ、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。

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encounter vintage & selection

（右）1F mens 大里昌大（おおさとしょうだい）
（左）2F ladies 服部実佳（はっとりみか）

まちなかの馬場川通りには、お洒落なお店が建ち並ぶ。23年3月にオープンしたばかりの「encounter vintage」もそのひとつだ。ライトアップされた看板の下にディスプレイされたベースがひときわ存在感を放つ。ブーツカットに長髪、なんともヒッピーな風貌の店主・大里さんが店内へと迎え入れてくれた。店内に入るとまず、巨大なポスターが目に入った。アメリカ発の反体制ミクスチャーロックバンド「Rage Against the Machine」のポスターだ。同バンドのベーシストであるTim Commerfordに魅了されベースを始め、バンドを組んでいた事も。大里さんは、東京都の八王子市出身。古着やブランドでのアパレル経験を経て、パートナーであり2Fレディース担当の服部さんと22年に前橋市へ移住。人と人との繋がりや出会いを大切にしてきた自身の経験から、encounter（出会い）を店名にした。音楽が入り口で古着の世界に夢中になった大里さん、音楽やカウンターカルチャーをバックボーンに持ち、70年代のアメリカ古着を中心に独自の視点でvintageアイテムを展開する。その名の通り素敵な服との出会いや、服やカルチャーを通じ、新たな出会いの生まれる場として今、ファッショニスタからの支持が熱い。