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ウクレレのまち 盛り上げよう
道の駅まえばし赤城で教室

2026.02.21

ウクレレのまち 盛り上げよう
道の駅まえばし赤城で教室

 道の駅まえばし赤城を会場にしたウクレレ教室が2月21日開かれ、小学生から80代まで100人近くが明るく軽快な音色を奏でた。教室は2023年6月に始まり、今回で30回目。延べ参加者は1700人を超え、世代や地域を超えてウクレレを親しめる場となっている。主催者は「前橋はウクレレのまち。気軽に楽しみましょう」と参加を呼び掛けている。

30回、延べ1700人参加

 「新曲を1曲ずつレパートリーに入れてもらうコース。今回は財津和夫さんの『サボテンの花』を覚えてもらいます」。講師の加藤和広さん(64)=前橋市=の伴奏で、参加者はまず名曲を歌って気持ちを盛り上げる。

 「人差し指で指ピストル作って。指は完全脱力ね」「手首は『うらめしや』のポーズで」。分かりやすい表現でポイントを指導する。

▲指導が分かりやすいと人気の加藤さん

 「『2人の愛は流れた~』。この後が決め手。マスターしましょう」。練習を繰り返す参加者に笑顔が広がると、「できたね」と笑顔で返す。1時間のレッスンはあっという間に時間となった。

世代も地域も超えて

 主催は加藤さんが代表を務めるウクレレ教室ガーネット。道の駅のフードコート2階にある会議室で毎月第3土曜日、初心者向けから経験者向けまで習熟度別に3クラス開いている。

 開始当初、30人程度だった生徒は100人近くまで増えている。小学生から80代まで世代は幅広く、ギターより小さいためか女性が多い。アクセスのよさもあり、埼玉や新潟など県外から通ってくる熱心な人もいる。

▲「趣味でずっと続けたい」と話す武井君

 小学5年の武井海龍君(11)=みどり市=は「はじめてのクラス」にこの日、1人で参加した。昨年7月の誕生日にウクレレを買ってもらい、YouTubeを観て演奏法を覚えてきたが、「すごく分かりやすかった。『ハッピーバースデーツーユー』を完璧に覚えて、お母さんの誕生日に演奏したい」と目を輝かす。

 沼田市と中之条町から来た50代の女性はフラダンスサークルの仲間。前橋市の77歳の男性はウクレレ歴15年を誇る。「ボケ防止に1年前から始めた」と安中市の70代の女性。動機もさまざまだ。

道の駅に新たな活用モデル

 音楽ワークショップは継続開催が難しいとされる。公民館では音漏れや営利目的とみなされる制約があり、民間会場ではコストや会場確保の問題が立ちはだかる。その点、道の駅は公共性と民間的な柔軟さを併せ持つ「準公共空間」。既存の会議室を活用することで、月1回の有料教室を定例化できた。

 取り組みは道の駅側にも効果をもたらしている。教室参加を目的に訪れる来場者が増え、滞在時間が延びることで飲食や物販の利用にもつながる。

 物販中心だった道の駅に、「学び」や「習い事」という日常型サービスを組み込む。教室は地域交流拠点の新たな活用モデルを示している。

地域性と文化性が結びつく

 加藤さんは前橋市のウクレレメーカーが国内最王手であることを挙げ、「道の駅での教室は地域性と文化性が自然に結びついた取り組み。全国的にも非常に珍しい。ウクレレのまち・前橋をもっと盛り上げたい」と話す。

 3月第3土曜日は道の駅の3周年イベントと重なるため、次回は4月18日。毎月第3火曜・水曜日は個人と少人数のクラスを開いている。

・日時 毎月第3土曜日

     13:00~はじめてクラス、14:15~つづけてクラス新曲コース、15:30~つづけてクラス向上コース

・場所 道の駅まえばし赤城(フードコート2F会議室)

・内容 習熟度別3クラス制・各1時間のウクレレレッスン

・参加費 大人(中学生以上)1500円、子供(小学生)500円【予約推奨】

・主催 ウクレレ教室ガーネット

     前橋市粕川町深津1481-9

     ☏090-8486-1388

      garnet.kaz200@gmail.com