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中心街に共愛学園が小中一貫校
2031年開学予定、個別最適な授業

2023.10.23

中心街に共愛学園が小中一貫校
2031年開学予定、個別最適な授業

前橋市の中心市街地に共愛学園が小中一貫校を開学する。2031年度の開学を目指す。中心街再開発事業の一環。少人数教育で英語、デジタル、数学に重点を置き、課題解決能力を身に付けられる授業を提供する。未来志向で地域に貢献し、自己と他者のWell-beingを生み出していける人材を育成する。

「飛び級」と「学び直し」

共愛学園ができるのは現在、スズランの本館や新館がある再開発事業東街区の約4100平方㍍。

小学1年生から中学3年生にあたる9学年の一貫校。1、2、3学年を第1ステージ、4、5、6、7学年を第2ステージ、高校進学を控える8、9学年を第3ステージに分類、それぞれに適した授業カリキュラムを組む。

第1ステージでは学びの習慣、探求心を身に付けることに力を入れる。

第2、第3ステージでは科目ごとに「飛び級」ができるようにしたり、逆に学び直しができるようにし、児童・生徒の学習の進捗に合わせて全員が個別最適な授業を受けられるようにする。

敷地が狭いため、建物は4階以上となる予定。屋内や屋上に運動施設を設ける。

▲共愛学園の大森昭生理事

共愛学園は市東部の小屋原町にこども園から大学まですべての段階の教育機関を備えている。小中一貫校開校後も現行の小学校、中学校は存続させる。

中心街での学校設立について、大学学長でプロジェクトを担当する大森昭生理事は「135年間、前橋で教育に携わってきた。地域の未来に寄与できるチャンスであり、恩返しのためにもその責務を担わさせていただきたい」と話している。

▲スズラン前橋店は移転する

東街区の開発をめぐっては、前橋市や地権者でつくる千代田町中心拠点地区市街地再開発準備組合(代表理事・渋澤彰一スズラン社長)が教育文化施設とするために小中学校、高校、大学専門学校を公募していた。

複数の学校法人から提案があり、教育方針や中心街活性化への貢献など幅広い観点から審査、共愛学園が選ばれた。

前橋市(山本龍市長)、準備組合(渋澤代表理事)、共愛学園(跡部洋一理事長)が10月16日付で覚書に調印した。

市立図書館も中心街へ

中心街の西街区には現在、市役所に隣接してある市立図書館を2027年に新設し移転、前橋プラザ元気21内の前橋こども図書館と統合する計画も進んでいる。

東街区の小中一貫校の開校と合わせて教育文化機能が強化される。