study

学びたい

糸井重里さん×田中仁さん
BOOK FESは「僕らの遊園地」

2022.08.30

糸井重里さん×田中仁さん
BOOK FESは「僕らの遊園地」

「ほぼ日」社長の糸井重里さんと田中仁財団代表理事、田中仁さんのトークセッションが8月30日、前橋市中心街にあるシェアオフィスcommで開かれ、10月下旬に開く「前橋BOOK FES」や前橋市中心街の活性化などでユニークな持論を展開した。群馬リーダーズオープンプラネットフォーム(GALOP)が企画。YouTubeでも生配信され、会場参加と合わせ200人が参加、熱心に質問したり、提言した。

ボランティア1000人募集

人生や経営、組織論で糸井流、田中流の独特のトークで会場をひきつけた2人。意気投合して初めて開くことになったBOOK FESの話題になると、俄然、テンションを高めた。

▲息の合ったトークセッションを展開する2人

「前橋に来るお客さんと一緒に遊ぶ僕らの『遊園地になる』」(糸井さん)、「糸井さんが名付けたビジョン『めぶく。』からすべて始まった。ゼロイチでみんなで作り上げたい」(田中さん)と意義を語った。

一方、手探り状態で企画を詰めており、糸井さんの母校である前橋高での講演を「ほぼ日」の分校と位置付けて配信したり、本を読みながらの「リ-ディングバーベキュー」を行うことをセッションの直前に決定したと説明。田中さんが「こんなに大変だと思わなかった」と嘆くと、糸井さんは「失敗の海に飛び込む感じ」と同調し笑わせた。

人員や資金面でも厳しい状況にあるそうで、糸井さんは「ボランティアを募集します。実力がなくても、だれかに親切にしたいという思いだけでいい。1000人が『何かお手伝いしましょうか』と声を掛けたらかっこいい。みんなボランティアやって。参加費も払って」と笑いを取りつつ、来場者や視聴者に協力を呼び掛けた。資金はクラウドファンディングで集めているが、かなりの不足が予想され、田中さんは「思いに共感して参加するお祭りにしたい」と訴えた。

▲「来年、再来年もBOOK FESを開く」と意気込む糸井さん

▲「日本全国から人が集まる。縁ができてほしい」と田中さん

10分間の休憩を挟んで質疑応答にあてる予定だったが、「(休憩すると)冷めてしまうから続けて」(糸井さん)とこのまま続行。経営者や高校教師からの悩み相談のほか、「フェスに本を1冊持ってくる」「あらかじめ本を送り、来る途中に読んでもらう」といった提言もされた。

GALOPは次代のリーダー養成を目指して、財団が今年4月に設立。田中さんの人脈を活かし、グローバルな視点を持った経営者、アーティストら著名人を迎え、数カ月に1度開く。設立記念のトークセッションは武田薬品工業代表取締役日本管掌の岩﨑真人さん(前橋市出身)が出演した。

次回は10月19日に開く予定。

▲来賓で挨拶した宇留賀敬一副知事

▲司会の奈良のりえさん