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全国の「ご当地」食品大集合
アクエル前橋に「ハレツナ」
2025.07.19
日本中から選りすぐりの「ご当地食品」を集めたセレクトショップ「ハレツナガルマーケット(通称・ハレツナ)」がJR前橋駅北口のアクエル前橋に誕生した。工場直送のポテトチップス、とろーりした食感になる「たま麩」、濃縮タイプのイチゴミルクの素など、「ハレバレしい」食品が大集合。地元の食材を使い、安全・安心や製造法にこだわった作り手の思いのこもった食の逸品を使い手につなぐ。
こだわりの万能調味料、菓子
国産ショウガを特製醤油に漬け込んだ万能調味料「うまくて生姜ねえ」。ソーダで割るとカラフルなドリンクにもなる宝石箱のような菓子「きらら琥珀糖」。ネーミングもユニークな食品が並ぶ。
買い物客は説明書きやスタッフの推薦文を読みながら、気に入った商品を次々と買い物かごに入れていく。
▲ サクッとして止まらなくなるポテチ
ハレツナはアクエル前橋1階「TSUTAYA BOOKSTOREアクエル前橋」の一角にある。40平方㍍ほどのコーナーに厳選した300品目の菓子、乾物、瓶詰が並ぶ。
人気ナンバー1のポテトチップスは埼玉の老舗メーカー「菊水堂」の製品。賞味期限が14日間と一般に流通している商品に比べ異常に短い。その分、揚げたての美味しさを味わえる。
▲お吸い物に入れるととろーりする麩
人気2位のたま麩は愛知、きらら琥珀糖は島根のご当地食品。京都の八つ橋、仙台の萩の月といったメジャーな存在ではないが、一癖も二癖もあり、話題になっている商品ばかりそろっている。
▲人気3位の瓶詰め。ご飯のお供にも
「お目当ての商品はネットでも買えるけど、ここに来ると知らなかった面白い商品に出会えてうれしい」。すっかり常連となった女性客は全国各地の逸品を見つける楽しみがあると笑顔で話す。
食べるラー油を品定めしていた男性客は「価格は一般の商品より高めだが、食べると納得できる。ちょっとした贅沢です」とうれしそうに商品に手を伸ばす。
▲主婦スタッフ一押しのバタークッキー
商品は定期的に並べ替えるほか、1、2カ月周期でフェアを企画する。現在は「アジアンフェア」をテーマに、愛知のメーカーが作る台湾名物ルーローハンのレトルト、国産海苔で作った広島の韓国風のり天などを販売している。
店長の西舘菜摘さんは「スーパーなどでは手に入らない美味しくて、面白い食品があります。ぜひ、店に足を運んでお気に入りを見つけてください」と来店を呼び掛けている。
▲アジアをテーマにしたフェアを開催中


