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イチゴ 子ども食堂に届けたい
GNグループのmino-lio

2024.12.22

イチゴ 子ども食堂に届けたい
GNグループのmino-lio

 自動車の廃オイルから作る再生重油を活用して栽培した「地球に優しいイチゴ」を前橋市内などの子ども食堂に届けようと、GNグループの農業法人「mino-lio」はクラウドファンディングを始めた。子どもたちに食べ物の大切さ、みんなで一緒に過ごす楽しさ、農業への親しみを甘酸っぱいイチゴを食べて感じてもらうプロジェクト。支援者にも幸せ気分のお裾分けとしてイチゴを届ける。

廃オイルを再生しハウス栽培

 物価高騰が直撃しボランティアの手で成り立っている子ども食堂の運営が厳しくなっている中、美味しくて地球環境を考えた旬のイチゴを届けて応援する。
 Mino-lioは資源循環型農業の実現を目指し、群馬日産自動車を中核とするGNホールディングスが2022年12月に設立した。高崎市中尾町にある「ぐるりいちご農園」で大きくて甘みの強い「やよいひめ」と濃厚な甘酸っぱさが味わえる「よつぼし」を栽培している。

▲ハウスの中ですくすく育つイチゴ

 ハウスの中の熱源は再生重油。自動車のオイル交換で回収した廃オイルを再生処理した重油でボイラーを稼働させる。
 農園の運営はカネコ種苗が協力。まえばしハニープロジェクトとも連携し、ミツバチが花粉交配する。

▲地球に優しいイチゴで子どもたちを笑顔に

クラファン受け付け中

 寄贈する子ども食堂は群馬県のマッチングコーディネートを通して募集する。すでにヤクルト子ども食堂GENKI★食堂など前橋市と安中市の16カ所に贈ることが決まっており、さらに拡大する。
 クラウドファンディングのリターンは個人、法人合わせて4種類。法人の「いちご狩りコース」(20万円)は20人まで参加できる。
 クラウドファンディングの申し込みは2025年1月26日11時まで。申し込みはこちらから。