R17ラーメン戦争が激化
日高屋、前橋に11日出店

　開店するのは「熱烈中華食堂 日高屋前橋荒牧町店」。カウンター、テーブル合わせて56席ある。
　麺類が22種類、麺類とチャーハンや餃子とのセットが14種類、ニラレバ炒めや唐揚げなどの定食が９種類あるほか、単品の料理やつまみ、ドリンクも豊富にある。25時まで営業するため居酒屋使いも可能だ。
　半ラーメン230円、餃子290円、生ビールのジョッキ350円と単価が安く、独自の鍋調理技術審査制度を導入、調理技術や食材にこだわっている。

　日高屋を運営するハイディ日高（さいたま市）は1973年創業の中華料理「来々軒」を原点とする。93年から都内に進出、関東圏にチェーン展開を加速させ、2024年８月末現在、直営店舗は451店。
　群馬県内には2022年12月、日高屋イーサイト高崎店を出店した。太田内ケ島店と合わせて今回で３店舗目となる。

　福岡県発祥、博多ラーメンの一風堂は日高屋の北側約500㍍に開店準備を進めている。群馬県内では高崎店が今年５月に閉店、SMARK伊勢崎店があり、前橋店は２店舗目となる。

　付近の国道17号沿いには約１㌔の間に、県内を拠点とする味噌ラーメンが人気の「おおぎや」、博多ラーメンの「ばりきや」、濃厚タンメンの「フタツメ」がある。国道近くの路地にも個人営業の店があり、一気にラーメン激戦区になりそうだ。