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前橋市役所でマルシェ
7月31日に野菜や加工品販売
2024.07.30
前橋産農畜産物の販売促進を目指し、前橋市は市役所1階ロビーをマルシェ(市場)として農畜産物や加工品を即売する「市役所マルシェ」事業を始める。第1回として、障がい者が農作業に取り組んでいる社会福祉法人ゆずりは会(前橋市青梨子町)が7月31日に野菜や甘酒を販売する。市役所マルシェは月に1度程度開いていく。
農福連携のゆずりは会が出品
ゆずりは会は前橋市内で2カ所の障がい福祉作業所、「ゆずりは」と「菜の花」を運営、合わせて48人が農業に従事し社会参画を目指す「農福連携」に取り組んでいる。
20㌶を超える農地で野菜を栽培するほか、地域農家からコメの乾燥から袋詰めを請け負っている。農福連携に取り組む団体を対象とした全国大会「ノウフクアワード」で2022年に「菜の花」がグランプリを受賞、2023年には県内初となる「ノウフクJAS」を取得している。
市役所マルシェではタマネギ、枝豆、ニンニクや加工品であるおかゆ、甘酒を販売する。
農福連携について、「菜の花」の管理者を務める小淵久徳さんは「各人の得意を活かすため、作業を細分化しチームとして組み立てている。太陽の光を浴びることで健康面にも効果が出ている」と説明する。
小川晶市長は「売り切れ御免になるかも。みなさんに楽しんでいただければ」うれしい。農業に力を入れており、マルシェは定期的に開いていきたい」とPR。今回を実証実験と位置付けて問題点を改善させながら毎月開催を目指す考えを示した。
前橋市役所マルシェ
- お問合せはこちら
- 027-225-2622(ゆずりは会)
・日時 | 7月31日(水) 11時~18時 |
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・会場 | 前橋市役所1階ロビー |