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「ラフコーヒー」16日リニューアル
ポップでカジュアル、より刺激的に
2024.08.04
中央通りの人気カフェ「ラフコーヒー」が8月16日にリニューアルオープンする。現在、改装工事のため、キッチンカーで営業している。消防士から、大のコーヒー好きが高じてラフコーヒーのオーナーに転身した神戸篤樹さん。「創業3年を迎え、進むべき方向性やイメージをしっかりつかめた。さらにお客様に喜んでもらえる店舗にしたい」と張り切っている。
(取材/阿部奈穂子)
鮮やかな緑のタイルのカウンター
新しいラフコーヒーは、店舗の広さが従来の1.3倍になる。「これまではシックなイメージでしたが、ポップでカジュアルな店内に一新します」
グレー一色だった壁は、オリジナルのカラフルな柄に。カウンターには鮮やかな緑のタイルを張って楽しさを演出。カウンターには椅子は置かず、スタンディングにし、8席のテーブル席を設ける。
ロゴもカジュアルなスタイルに変更する。
リニューアル後の店舗では、ドリップコーヒーを7種類のコーヒー豆から選ぶことができるほか、セルフでコーヒーを注げるタップコーヒーマシンを設置。導入している店舗は日本で数店という希少なマシンだ。
「ゆっくりお楽しみいただける時はドリップ、お急ぎの時はタップと、新たなコーヒーの提供ができるようになりました」と神戸さん。
チャレンジシェルフで若手を応援
店舗の入口には、4区画の「チャレンジシェルフ」を設ける。若いクリエイターや今後まちなかで出店したいという人を対象に区画を貸し出し、商品や作品の展示や委託販売をする。第一期生はライフスタイルブランド店を立ち上げたい人、セレクトブックストアを開きたい人、イラストレーターなどの利用が決まっている。
「訪れたお客様が一瞬でテンションの上がるようなお店にしたい。面白さや刺激を発信します」
弁天通りに和食店も
ラフコーヒーのリニューアルオープンを終えたあとも神戸さんの挑戦は続く。10月には缶コーヒーの発売、12月には弁天通りの旧べにや食堂の跡地に、和食店「円(まどか)」をオープンする。
「7時から11時までは週替わりの朝定食。18時からはナチュラルワインと和食を楽しめる店にします」と話す。
2025年冬には中心街におにぎり屋の出店も検討している。
「3年前と比べ、前橋のまちなかには観光客の姿が明らかに増えてきた。美味しいものを求めてまちなかに足を運ぶ人も多い。ラフコーヒー、円、おにぎり屋の3店舗を中心にまちなかに新たな食の流れをつくりたい」と話す。
店舗情報
ラフ コーヒー
- お問合せはこちら
- 090-9006-4456
住所 | 前橋市千代田町2-10-1 CHOCOLATE 1F |
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