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ホテルルートインが前橋進出
高前バイパスに2025年6月開業予定
2024.02.23
「ホテルルートインGrand前橋インター(仮称)」が2025年6月に開業する。前橋市内では1号店。関越自動車前橋インターチェンジに近い高前バイパス(国道17号)沿いにあり、JR新前橋駅からも徒歩圏内にある。前橋市内のホテル不足が問題となっている中、市内最大級の客室を擁する人気ホテルチェーンの進出でビジネスや観光への好影響が期待される。
243部屋、前橋市内で最大級
ルートインは全国に344店を展開する業界3位の大手ホテルチェーン。群馬県内には太田市に2店、高崎、伊勢崎、渋川、沼田、藤岡、安中市に各1店の計8店を展開している。
前橋市への進出について、ホテルを運営するルートインジャパンは「かねてより出店を計画していたが、適地を確保することができた」と説明する。建設地は群馬銀行本店の向かい、カラオケボックス「まねきねこ前橋本店」の西側。昨年12月に着工した。
地上12階建て、客室は243室で市内最大級となる。ルートインの中でグレイドの高い「Grand」となる予定。県内では太田駅前に次いで2店目。
交通アクセスがよいことから、平日はビジネス、週末は観光での利用が見込まれ、客室が多いことからスポーツやコンベンションでの団体客の受け入れも可能となる。
ルートインは全国チェーンでありながら、各ホテルで郷土料理を提供するなど地元密着の運営に人気がある。積極的な展開をしており、前橋インターは360店舗目となる見通し。