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「群馬パーツショー」にジャオス参上
「バハ1000」再挑戦の改良車展示
2023.07.07
最新の自動車部品や用品を集めた「群馬パーツショー2023」(群馬トヨタグループ主催)は7月7日、高崎市のGメッセ群馬で開幕した。4WD向けパーツメーカー、ジャオス(榛東村広馬場)は11月にメキシコで開かれるラリーレース「バハ1000」に参戦する「レクサスLX600」の改造車を展示している。パーツショーは9日まで。
Gメッセで9日まで開催
能戸知徳さん(前橋市)をエースドライバーとする「TEAM JAOS」は昨年11月、北米大陸最大のレース「バハ1000」に初挑戦した。1台の車両で砂漠や山岳が続く1000㍄(1600㌔)を走り半数以上がゴールにたどり着けない過酷なレースで、マシントラブルから無念のリタイアとなった。
今回は前回の敗因を分析、予想以上に轍(わだち)が深く荒れた路面に対応するため、タイヤを35㌅から37㌅に変え足回りをアップデイトさせた。さらに、夜間の暗闇対策としてフォグランプやバーライトを強化した。
監督を務める赤星大二郎社長は「昨年はスタート地点に立つことで精一杯だった。群馬トヨタ自動車さんの協力でメカニックも増員されることになり、何としても完走します」とリベンジを誓っていた。
会場ではバハ1000に出走する「レクサスLX600」をはじめ、改造を施したプラド、ランクル300、ハイラックスを展示。オリジナルパーツの販売やカスタマイズ相談会を開いている。
100社出展、キッチンカーも大集合
群馬パーツショーは群馬トヨタグループが県内外のパーツメーカーや自動車関連会社に声を掛け、2014年から開いている。今回は約100社が出展、自慢のパーツや最新車両を展示している。
車体修理や板金を手掛けるリキソウ(伊勢崎市)は独自にリメイクしたクラウンを展示している。真っ赤なクラウン15は屋根を取り外してオープンカーに仕上げた。担当した入社1年目の渡谷ソフィアさんは「バンパーやトランクも変えてみました。2カ月かかり大変でしたが、素晴らしい車になりました」と話していた。
アウトドアブームを反映してキャンプ用の車両やパーツが多く、来場者の人気を集めていた。
8日と9日は会場周辺にキッチンカー26台が並び、ピザやラーメン、スイーツを味わえる。
群馬パーツショー2023
・会場 Gメッセ群馬(高崎市岩押町12-24)
・期間 7月7日(金)、8日(土)、9日(日)
・時間 10時~18時
・料金 無料(別途駐車場代)