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外国の若者が日本語で熱唱
カラオケW杯に8カ国25組
2023.06.12
前橋市で暮らしている外国人がカラオケで日本の歌を歌う「まえばしカラオケワールドカップ」が6月18日、前橋中央イベント広場で開かれる。日本語学校に通う学生や企業で働く社会人、合わせて25組27人が熱唱する。
前橋中央イベント広場で6月18日
3回目の大会にはインドネシア、ブラジル、ベトナムなど8カ国の外国人が出場する。日本の歌を日本語で歌い、歌唱力とパフォーマンスを競う。
いろいろな国の料理を提供するキッチンカーが出店するほか、文化体験コーナーやパフォーマンスもあり、歌を通じて市民と交流を深めてもらう。
前橋市役所で開かれた記者会見で、実行委員長の佐藤祥平さんは「前橋には7000人の外国人が生活している。外国の人に日本の文化、習慣を知ってもらい、国籍を問わずだれもが輝ける社会にしたい」と開催の意義を説明した。
同席した前回大会優勝者のフェリ・シアギアンさん(インドネシア)は「お客さんも盛り上がって、すごく楽しかった。料理も楽しめます」と来場を呼びかけていた。
11時開場。12時30分から開会セレモニーを開く。16時閉会。観覧無料。
協賛しているコシダカホールディングズは大会を盛り上げようと、カラオケボックス「まねきねこ」の前橋本店とアクエル前橋店を出場者向けに無料で開放している。腰高博社長は「カラオケは歌う人も聴く人も楽しい。大会を通じて国際親善、相互理解が深まればうれしい」と期待している。