【癒しの森にようこそ－赤城自然園だより▶11】
華やかなお花畑

ヤナギランは山火事の跡地や伐採の跡地などに、いち早く群落を作る先発隊的な植物です。

名前の由来はヤナギのように細い葉、4枚の花弁をもつ花を美しいランに例えたことから。

紅紫色の花を開き、下から上へと咲き上がっていきます。

花が終わり、綿毛になってふわふわと種が飛んでいく様子も見応えがあります。

オカトラノオは茎の先端に15ｃｍ前後の花穂をつけ、下の方から白い小さな星型の花をたくさん咲かせます。

名前の由来は花穂が虎の尾に似ていることから。

花が揃った方向にうつむき、趣があります。

シキンカラマツは長野、群馬、福島の3県に分布します。

花に花弁はなく、花弁に見えるピンク色の部分は萼（ガク）です。

ピンク色の萼と黄色い葯(ヤク)の取り合わせが絶妙で、カラマツソウの仲間の中では美しさが際立ちます。

このようにお花畑では、いろいろな花々が次々と咲きはじめます。

ご来園の際は、ぜひお花畑まで行ってくださいね。

そして、もうすぐ夏休み！

お子様向けのプログラムも多数ご用意しております。

葉っぱdeこすり絵、森de親子あそびなど。

夏の思い出作りにぜひご参加ください。