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鮮魚店も撤退 
前橋スズラン地下食料品売り場 

2025.06.05

鮮魚店も撤退 
前橋スズラン地下食料品売り場 

 前橋スズラン新館地下1階の鮮魚店「新潟海宝丸」が6月15日で撤退する。4月30日には精肉店が撤退し、空きスペースが目立つ地下食料品売り場。さらに鮮魚も無くなるとあって買い物客は不安を募らせている。

わずか1年4カ月で

 「新潟海宝丸」(本社:千葉県柏市)は2024年2月21日、前橋スズラン地下1階に出店し、新潟から毎日直送する魚介類や、静岡から仕入れるマグロのほか、寿司、干物、魚卵などを幅広く取り扱っていた。

 売り場にかかげられた「営業終了のお知らせ」を見た買い物客からは「刺身や寿司の種類が豊富でよく利用していたのに残念」「夕方に割引になるので会社帰りに寄るのを楽しみにしていた」など、撤退を残念がる声が聞かれた。

▲広いフロアで鮮魚を販売していた「新潟海宝丸」

 「新潟海宝丸」は佐渡出身の創業者が27年前に開業。現在は新潟、富山、石川、山梨、長野、群馬に17店舗を構える。県内では前橋スズランと高崎スズラン、東吾妻町のJAファーマーズあがつま、JAファーマーズ安中で店舗展開していたが、6月15日で前橋スズランと高崎スズランは撤退となる。

 前橋市中心街で鮮魚を販売するのは中央通りの「江原屋本店」だけとなる。

▲寿司も人気だった