interview
聞きたい
圧巻 アコーディオン
エルヴィエント20周年でライブ
2026.10.26
全身を躍動させ、鍵盤を激しく叩く。アコーディオンからほとばしる音色が、情熱的なフラメンコギターとぶつかり合い、会場を熱気で包み込んだ―。前橋市のスペイン料理店「エルヴィエント」の開店20周年を記念したライブイベントが10月25日開かれた。客席を舞台に世界で活躍するアコーディオニスト、cobaさんが圧巻の演奏を披露。哀愁を帯びた旋律から軽快なリズム、胸に染み入る名曲まで、多彩な表現で観客を魅了した。
cobaさんのフラメンコ
クラシック、ロック、ポップスとジャンルを超えた音楽性でアコーディオンの新たな魅力を開花させたcobaさん。体全体を使ったダイナミックな演奏で力強い音を響かせ、哀愁を帯びた旋律で聴く人の心に迫った。
▲情感たっぷりのcobaさんの演奏
おなじみの「コーヒールンバ」では、軽快でリズミカルな音色が弾ける。
代表作「SARA」では一転、温かく優しいメロディーが会場を満たした。アコーディオンならではの豊かな響きが、穏やかに、そして切々と胸に迫る。激しさと繊細さを自在に行き来する演奏が、cobaさんの音楽世界を鮮やかに描き出した。
片桐さんギターで共演
フラメンコギターの巨匠、片桐勝彦さんが情熱的なフラメンコギターで応じた。鋭く力強いギターの響きがアコーディオンと激しくぶつかり合うかと思えば、互いの音色を引き立て、支え合う。二つの楽器が織りなす緊張感と一体感が、ステージに豊かな表情を生み出した。
▲主演にも助演にもなる片桐さんのギター
片桐さんの妻、宮本亜都子さんは華やかで情熱的なバレエを披露。娘の片桐亜実音さんは伸びやかな歌声を聞かせ、サックスやカホンでも大車輪の活躍を見せた。音楽と踊りが一体となった舞台に、観客はくぎ付けとなった。
▲踊りと音楽で舞台を盛り上げた
アンコールでは「マイウェイ」をフラメンコ調にアレンジ。しっとりとした演奏で聴かせ、情感豊かにステージを締めくくった。
百名店のスペイン料理
ライブは昼夜2部開かれ、エルヴィエントの常連客やフラメンコのファンでともに満席となった。
ライブの合間には店自慢の料理が振る舞われた。フォアグラとリンゴ、秋鮭と茸のパエリアが並び、観客はワインやビールとともに秋味を堪能した。
▲パエリアを振る舞う利久河さん
エルヴィエントの代表、利久河猛さんは「ちょうど20年前のこの日にオープンした。今年は食べログの『スペイン料理百名店』に選ばれ、いい記念になりました」と笑顔で話していた。
▲スペイン料理の百名店に選ばれたエルヴィエント
店舗情報
エルヴィエント
- お問合せはこちら
- 027-220-5545
| 住所 | 前橋市三河町1-3-12 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時30分~15時、18時~22時 |
| 定休日 | 日曜、第2月曜 |


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