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「県民会館 検討しますよ」
山本知事、丸山候補集会で明言

2026.01.08

「県民会館 検討しますよ」
山本知事、丸山候補集会で明言

 廃止された群馬県民会館について、山本一太知事は1月8日、解体せずに活用する可能性があることを明らかにした。前橋市内でこの日開かれた前橋市長選に立候補している新人、丸山彬氏(40)の総決起集会で挨拶し、「解体しなくても、やり方によっては群馬県と前橋市のためになるやり方がある。そう言ってきたら、ちゃんと耳を傾けますよ」と“公約”した。

市民グループとも「会います」

 山本知事は群馬県が主導して前橋市で進めているまちづくりの中核を「県民会館を廃止して、解体して、他の県有施設を整備・統合していくこと」と指摘、「私は覚悟して一回決断したことは変えません。決して変えません」と断言した。

 その上で、「丸山さんみたいな人が市長になって、『一太さん、違いますよ。そのまま解体しなくても、やり方によっては群馬県と前橋市のためになるやり方がある』。そう丸山さんが言ってきたら、ちゃんと耳を傾けますよ」と活用を模索するとした。

 県民会館の保存・活用を求める市民グループに対しても、「いままで会っていない、残したいという市民グループの人にも、丸山さんが異論を唱えれば、やっぱり会いますよ。検討しますよ。それが、知事と市長の信頼関係ということです」と熱弁した。

▲県民会館の活用に言及した山本知事

 県民会館の廃止は今回の市長選に再選を目指し立候補している小川晶氏(43)が市長時代に決まった。決定前に山本知事は「仮に存続するなら、前橋市からも相当な関与がないと厳しい」と市の関与を求めたが、市からは具体的な提案はないまま廃止が決定。小川氏は当時、「しっかり検討していただいた結果で尊重したい」と県の方針を容認した。

 県民会館の存続は前橋市長選に立候補している新人、店橋世津子氏(64)も訴えている。

▲2000人を収容した大ホール