interview
聞きたい
小川晶氏、立候補を決断
「政治活動を再始動いたします」
2025.12.15
小川晶氏(42)が前橋市長選(1月5日告示、12日投開票)への立候補を決断したことが分かった。12 月15日、自身のLINEで親しい知人や支持者に向けて、「政治活動を再始動いたします」と宣言した。12月20日に開かれる支援者会議で正式に表明するとみられる。
LINEで支持者に伝える
小川氏はLINEで、任期をまっとうできずに辞職したことを謝罪した上で、辞職後に熟慮を重ねた結果として、「今後の人生を全て前橋に捧げる覚悟で政治活動を再始動いたします」と記した。
政治活動再開の理由については「政治家である以上、政治をより良くすることでしか、皆様へのご恩返しは出来ないとの結論に至りました」としている。
「小川あきらを再選させる会」が12月14日に開いた支援者集会でも「これからの前橋をつくっていかなければならないと改めて思いを強くした。みなさんと一緒に歩み続けていきたい」と出直し選への立候補に強い意欲をにじませていた。
小川氏は11月27日に辞職して以降、自身のX(旧ツイッター)やFacebookで情報を発信してきた。「前橋が本当に大好きです」といった内容で、特に政治活動に関するコメントはなかった。
今回は特定の人しか閲覧できないLINEを使って、事実上の出馬宣言をしたとみられる。
▲14日の集会後、取材に応じる釘島氏
再選させる会の代表で前回市長選では選対委員長を務めた釘島伸博氏は、選挙戦の準備には支援者会議がある12月20日がタイムリミットとなるとの見方を示しており、会議で正式に表明することが濃厚となった。
前橋市長選にはこれまで、いずれも無所属新人で自民党系2会派が支援する弁護士の丸山彬氏(39)、共産党推薦の元市議、店橋世津子氏(64)が立候補を表明している。


