interview
聞きたい
小川晶氏、20日にも表明か
前橋市長選に向け支持者が集会
2025.12.14
前橋市長選(1月5日告示、12日投開票)をめぐり、辞職した前市長、小川晶氏の支援者が12月7日、前橋市内で集会を開き、出席した小川氏に立候補を要請した。小川氏は立候補には直接言及しなかったものの、挨拶の中で前橋市政への強い意欲を示した。20日にも支援者会議が開かれることになっており、この場で立候補を表明するとみられる。
300人が立候補後押し
「小川あきらを再選させる会」が主催した支援者集会は出席者が200人の見込みを大きく上回り、急きょ席を100席追加した。報道陣には非公開で開かれた。
支援者が次々と登壇、小川氏の市政運営を評価し出直し選への立候補を求めると、歓声と拍手が起こった。
最後に小川氏の前橋青年会議所の先輩にあたる都丸雄太さんが「出馬しろと言っても聞かない。みなさんで後押しして、きょうで彼女の意思を固めよう」と呼び掛け、「小川さんを再選させるぞ」と出席者全員で檄を飛ばした。
▲300人の支持者が詰めかけた会場
小川氏は10分近く挨拶し、「これだけたくさんの人に集まっていただいた。これからの前橋をつくっていかなければならないと改めて思いを強くした。みなさんと一緒に歩み続けていきたい」と立候補への思いをにじませた。
集会後、前橋新聞me bu ku記者が「決意しましたか」と声を掛けると、無言で軽く会釈して通り過ぎていった。
▲取材に応じる釘島氏
集会後、記者団の取材に応じた「再選させる会」の代表、釘島伸博氏は、小川氏の反応を「支援者から『頑張ってください』『前橋市がよくなっている』と激励の声があり、勇気づけられた」と説明した。
支援者会議が開かれる20日については、「そのときくらいに判断していただかないと、準備しようにも時間がないから判断してもらえるんじゃないか」と展望した。
無所属の2新人が立候補予定
前橋市長選にはいずれも無所属新人で自民党系2会派が支援する弁護士の丸山彬氏(39)、共産党推薦の元市議、店橋世津子氏(64)が立候補を表明している。


