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食べたい
カレーム
60年続く2種の味
2026.04.12


やさしいクリーム
1977年創業。今年で49年になる老舗洋菓子店です。子どものころ、父が土産に買ってきたここのケーキを食べて、「世の中にこんなにおいしいものがあるのか」と驚いた記憶があります。
店を切り盛りするのは武藤敏春さんと親さんの親子。並ぶケーキはすべて518円で、「計算しやすいようにね」と敏春さんは笑います。
▲ショーケースです
今回選んだのは、創業当時から続く2品。どちらも敏春さんが修業時代に開発したため、60年以上の歴史を持つといいます。
1つは「パリ・ザ・ツェーン」。白い雪だるまのような姿が目を引きます。
▲パリ・ザ・ツェーンです
切ってみると、やわらかなロール生地の間に生チョコが挟まれ、上にも生クリームがたっぷり。口に入れると、空気を抱いたような軽い食感がすっと広がり、生クリームのやさしい甘さの奥から生チョコがそっと顔を出します。うん、これこれ。
▲二つに切ってみました
時代とともに変化続ける
もうひとつの「レコンティー」は、形がおもしろい。小ぶりのコロッケのようでもあり、おはぎのようでもある楕円形で、表面にはクラッシュアーモンドがびっしり。香ばしい粒のざくっとした口当たりのあと、中のやわらかなクリームが続きます。
▲レコンティ―です
断面を見ると、ココア生地と生チョコが層をつくり、見た目以上にクリームがたっぷり。チョコの風味はあるのに重さはなく、後味は驚くほど穏やかです。どちらのケーキにも共通しているのは、クリームのやさしさでした。
▲中もかわいい
昔からの味を守る一方で、店は無添加にこだわり、糖質を抑えた菓子作りにも取り組んでいるそうです。防腐剤や合成着色料を使用せず、体へのやさしさにも目を向ける。
長く続く店には懐かしさだけではない理由がありました。記憶の中の味は今もちゃんと生きていました。
▲どこか懐かしく、どこか新しい
店舗情報
カレーム
- お問合せはこちら
- 027-251-8118
| 住所 | 前橋市大渡町1-7-4 |
|---|---|
| 営業時間 | 10時~18時30分 |
| 定休日 | 木曜 |


