Hisa－久―
県産食材でスペイン料理を

「美味しいW杯」（金曜配信）。ついに来ました。“無敵艦隊”のスペインが。気の置けない仲間と飲むときはいつもお得なコース。小皿からメーンまで８皿の料理が最高のタイミングで提供され、しかも３時間飲み放題。まさに無敵です。

まずは６種類の前菜盛り合わせから。ピンチョスは３種類あり、県産イチゴと生ハム、チーズの組み合わせが一番良かったかな。一口でパク。オムレツのトルティージャもいいお味。ビールが進みます。

タパス（小皿）はホワイトマッシュルームと小柱のアヒージョ、赤城牛スジ煮込みの２皿。ともにパンに付けて。これもいいつまみ。スパークリングを挟んで、さあ「紅白ワイン合戦」に突入です。

サラダに続いての魚料理は赤エビのパン粉焼き。焼き方が素晴らしいのでしょう。身がするりと殻から外れます。香ばしくて美味しい。

肉料理は上州もち豚肩ロースのグリル。味付けはヒマラヤの岩塩。外はカリッと焼かれ、中はほんのりピンク色。こちらも最高の焼き加減ですね。

パエジャで締めます。アサリ、イカ、ムール貝と魚介の旨味をたっぷり吸った米。お焦げもあって、スペイン料理が日本人の人気なのが分かります。

「極力、県内産の食材を使っています。ワイン片手に気軽に楽しんでください」。おしゃれな店主、林久充さんは県内外の名店で修業、６年前に自分の店を持ちました。食材や料理の説明を丁寧にしてくれるので、食通になった気になれます。