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食べたい

ピッツェリア・ペスカ前橋まちなか店
ピッツァの王様食べ比べ

2025.05.31

心地よいチーズのハーモニー

　「至福のクワトロフォルマッジ」と呼ばせてもらいましょう。昨年に続いてキングオブピッツァ2025を制した話題のピッツァを食べに来ました。

　案内されたのは石窯のすぐ前の特等席。連覇の立役者となった事業本部長、大塚雅義さんが生地を華麗に空中に投げて伸ばし、窯で焼いていくライブを目の前で楽しめます。

▲ピッツァ作りに情熱を燃やす大塚さん

　大塚さん自ら焼きたてを席に運び、切り分けてくれます。チーズがたっぷり。持ち上げると、溶岩のように流れ出します。こぼれないよう、生地を丸めて口の中へ。あー、最高に幸せ。

　チーズは牧場内にチーズ工房を持つ須藤牧場のリコッタとモッツァレラ、それにパルミジャーノ・レッジャーノ、ゴルゴンゾーラ、グリエールを使っています。それぞれの個性がぶつかることなく、上手に調和され心地よいハーモニーを奏でます。

▲ピッツァの切り方もプロ

　ほのかな甘みは後掛けのハチミツ。濃厚なチーズとの相性は抜群ですね。

　それにしても、生地の旨いことといったら。石臼挽きの小麦を使い、低温で10日以上熟成させた生地は日本人好みのもっちもち。チーズの掛かっていない耳は焦げ目が付いて香ばしくなります。

▲とろ～り溶け出すチーズ

　キングオブピッツァ2024の「３種モッツァレラのマルゲリータ」もいただきます。

　須藤牧場の搾りたてに２種類のイタリアのチーズの掛け合わせ。絶妙に焦げがあって香ばしく、感動的な美味しさです。トマトソースの酸味とバジルの香りがチーズをさらに美味しくしてくれます。

▲マルゲリータ。個人的にはこれが１番好き

　ピッツァ食いはまだまだ止まりません。「半熟卵と生ハムのビスマルク」は生ハムの塩味、卵のまろやかさのバランスが絶妙。ブラックペッパーがいいアクセントになっています。

▲ビスマルクの切り分け。あー、卵が…

▲シシリアータ。爽やかな１枚でした

　「シシリアータ」は主役のミニトマトのフレッシュさを脇役のアンチョビ、オリーブ、ケッパーが引き立ててくれます。

まだまだ食べたい。でも、もう、お腹いっぱい。

▲熊本産のアオリイカのカルパッチョ。甘夏の香りが爽やか

▲グリーンサラダはアンチョビのドレッシングで