gourmet
食べたい
蕎麦焼酎を蕎麦湯割りで
昼時は三たての蕎麦を求める勤め人でにぎわう蕎麦屋さん。夜は会席料理を楽しめます。気の置けない仲間10人で少し早い忘年会をしました。
元気に酒を飲めることを祝ってビールで乾杯。先付けは出汁巻き卵、ネギぬた、アンキモの3点盛りとイクラおろしでした。プリン体を気にする輩には「ビールで飲み干せば大丈夫」と的確に助言します。
続いて、「雲子の茶碗蒸しです」と女将さんが持ってきてくれました。真鱈の白子ですね。とろり、濃厚な味わい。体が温まります。
ビールの後は思い思いに好きなものを。蕎麦焼酎の蕎麦湯割りが圧倒的な支持を得ました。「健康に良さそうだな」とみんな勝手に罪悪感を消します。
本マグロ、カジキの炙り
お造りは本マグロ、ヘダイ、アジとカジキの炙り。本マグロは分厚く、色鮮やか。旬のカジキは脂が乗り、刺身よりタタキにした方が美味しいですね。
カラスミも出てきました。ダイコンを添えて。いいつまみになります。焼酎ボトルが次々と空きます。焼酎は蕎麦処、信州の地酒の蔵元が清酒用の酵母で仕込んだ「帰山(きざん)」。すっきりした飲み口ですね。
牛肉と野菜がたっぷり入った「芋煮」で体はさらにぽかぽか。焼き物は北海道産の本シシャモ。香りが高く、カボスを絞ると一段と爽快になります。
揚げ物はアマダイと鶴首カボチャの天ぷら。鶴首は日本古来の伝統野菜で甘みが強く、果肉は滑らかです。
珍しい食材を惜しげもなく出してもらい、みんな満足。新蕎麦で〆、二次会へと移動します。
1世紀以上の歴史のある老舗の4代目、小関健太郎さんは新橋の日本料理店などで修業を積み、大阪府のフグ免許を持っています。好みと予算を告げてお任せするのが一番です。
店舗情報
生そば 近留(きんとめ)
- お問合せはこちら
- 027-221-9745
住所 | 前橋市本町1-15-10 |
---|---|
営業時間 | 11時~19時30分(土曜は14時30分)※夜は予約 |
定休日 | 日曜、祝日 |