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和風ダイニング 碧(AO)
鮮魚店から再び飲食店へ

2024.08.29

旬のネタ盛り込んだ海鮮丼

 「大黒家」の屋号で9年、寿司屋さんを営み、コロナの影響で鮮魚店に衣替えした店が1年後の5月、暖簾を新たに和風ダイニングとして復活しました。
 挨拶代わりにランチをいただきます。海鮮を中心に12種類。迷うことなく海鮮丼をお願いしました。

▲ネタは季節や仕入れで変わります。どれも大ぶり

 マグロやイカなど8種類の魚介が盛られています。何から行くか。まずは旬のコハダからでしょう。その前に赤身のマグロをワサビ醤油に漬けておきます。

 コハダは酢締めになっていました。長く寿司職人をしている店長、大野泰之さんの矜持でしょう。ほどよく身が締まり、特有の香りと甘みが感じられます。

▲コハダは寿司の通が好みます

 続いてはサーモン。皮付きです。刺身では珍しいですね。脂乗りがよく、それでいてしつこくないし食感もいい。これは酢飯によく合います。

 ネギトロはワサビを多めに付けていただきます。マグロと対称的に脂が多めですから。

 身が厚いタコは見た目以上に柔らか。イカはシソを巻いてみました。イカとシソは友達です。

 脂の乗ったカンパチも厚切り。ガリで口をさっぱりさせたら、蒸しエビの甘みを楽しみます。

▲鮮やかなマグロの赤身。貧血のよさそう

 最後はちょうどいい加減になった漬けマグロ。残った酢飯をかき集めて一緒にいただきます。バチマグロとのことですが、鮮やかな赤でさっぱりした味わい。漬けにして正解でした。

脂の乗ったサバを塩焼きで

 相方は「鯖の塩焼き定食」でした。大き目なサバの半身あります。脂が乗っていて、ダイコンおろしをたっぷり乗せて、美味しそうに食べています。

▲定食には小鉢も付いて充実した内容です

▲サバはもちろん皮もいただきます

 「やっぱり目の前で食べてもらうのがうれしい。持ち帰りでは味わえない喜びがあります。再開できてよかった」と大野さん。自慢の寿司は居酒屋営業の夜、味わうことができます。

店舗情報

和風ダイニング 碧(AO)

お問合せはこちら
027-212-7523
住所 前橋市大友町3-23-7
営業時間 11時~14時30分、17時~24時
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)