八幡飯店（はちまんはんてん）
奥座敷で味わう焼肉

山盛りのナポリタンと独特のポークライスをお目当てにランチに寄ります。すると、奥の座敷から焼肉のいい匂いが漏れてきて…。いつか行こうと願っていた、その日がやってきました。

肉大好きな強力な援軍を連れて来ました。念願の初座敷。案内されたのはやけに細いテーブルです。

まずはタン塩から。部厚いですね。半分よく焼き、半分レア。レモン汁に付けて。うん、すごく柔らか。これは幸先いいですね。ビールが旨い。

続いては牛カルビ、レバー、カシラの３点盛り。牛のメニューはカルビとハラミだけ。豚が中心です。

カルビも大ぶりで柔らか。脂身が甘く、やや辛口のタレに最高に合います。白ご飯の親友ですね。

さっと焼いたレバーは臭みがなく、しっとり。新鮮なのがよく分かります。

一番驚かされたのがカシラでした。よく見かけるのは丸々した形ですが、こちらは薄くスライス。「弾力が強いので、食べやすいようにマスターが丁寧に切ります」と笑顔で接客にあたる娘さんが教えてくれました。確かに、これの方が旨い。

キムチを頼み、ビールをお替り。焼肉の最後は豚カルビとハツをお願いしました。ハツには白いものが付いています。タケノコ（大動脈）と繋がっているハツモトでしょうか。コリコリがいい。これまた感激。

満腹に近い状態ですが、もう一つ、目標がありました。それはラーメン。ずっと食べたかったのです。

素朴なラーメンです。いい匂い。スープは…、あっ、ショウガが香ります。さっぱりした醤油味。縮れのある細麺は硬めの茹で加減でコシが強い。メンマ、ナルト、海苔に厚めのチャーシュー。焼肉の〆に最高の一杯でした。