gourmet
食べたい
県産豚を枝肉から処理する
群馬大荒牧キャンパス近くの住宅地にある肉屋さん。揚げ物や焼き鳥が美味しいと評判です。
残念ながらこの日、焼き鳥はありませんでした。「国産の鶏肉しか使わないし、徹夜でタレを作るから、出せない日もあるんですよ」と店主の根津祐一さん。次回は電話で確認しましょう。
気を取り直して昼食用に揚げ物を頼みましょう。コロッケ、メンチは当確。とんかつは270円から5段階あり、一番上の540円にしました。
冷蔵ケースから取り出したのは「豚の王様」と称されるリブロースの塊。注文があってから切り分け、余計な脂身を落とします。200㌘ほどありましょうか。豚肉は群馬県産を枝肉のまま仕入れるそうです。
片面だけ塩コショウし小麦粉、バッター液にくぐらせパン粉を付けます。パン粉は「両方いい性質があるから」と生パン粉と乾燥パン粉のブレンド。形を整えたら自家製ラードでじっくり火を通します。
揚げている途中、未練がましく焼き鳥の話をすると、ヤゲンナンコツの唐揚げをサービスしてくれました。
肉は柔らか、衣はサクサク
急いで家に帰り、熱々をいただきました。かつの1個目は岩塩で。肉の美味しさが分かりますからね。柔らかくて脂の甘味が旨い。それと衣のサクサク感がたまらない。ソースをかけてもくたっとしません。
「そのまま食べて」と念押しされたコロッケはカレー味。確かにソースは入りませんね。赤身に背脂を加えたというメンチは素晴らしくジューシーです。
どんどんと姿を消していく町の肉屋さんですが、頑張っている店もあります。「電話してくれれば時間外でも作るよ」。応援したくなりますね。
店舗情報
肉の赤城屋
- お問合せはこちら
- 027-234-5702
住所 | 前橋市関根町3-15-9 |
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営業時間 | 11時(日曜は14時)~19時30分 |
定休日 | 不定休(ほとんど休みなし) |