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Forbes JAPANの観光アワード
白井屋ホテルが選出
2026.08.18
白井屋ホテルが、「Forbes JAPAN Destinations of the Year 2026」の「The 30 Collection」に選ばれた。全国200を超える候補から選定された30事業者の一つで、群馬県内からは川場村の永井酒造とともに名を連ねた。
観光客の「数」より体験の価値
同アワードはForbes JAPANが主催、J-CATが共催し、今回初めて実施された。知名度や集客数を競うのではなく、地域固有の文化や歴史、自然などを新たな体験へと磨き上げ、地域に文化と経済の循環を生み出す取り組みに光を当てる。Forbes JAPANは、観光産業に求められているものを「数や低価格を競う観光」から「質的転換」することだと打ち出している。
8月6日には東京ステーションホテルで授賞式とレセプションが開かれ、受賞者や自治体、観光・地域づくりの関係者ら約90人が参加した。
▲8月6日に開かれた授賞式
「泊まる美術館」が街の価値を変える
©Shinya Kigure
Forbes JAPANが白井屋ホテルに付けた見出しは、「建築の力でアートの起点に 泊まる美術館による、まちの価値転換」。ホテル単体の魅力ではなく、アートを核に街の価値を変えていく存在として位置付けている。
紹介文では、メインダイニングが美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」に5年連続掲載されていることに触れながら、白井屋ホテルを「前橋を『アートの街』へ成長させる取り組みで核となる宿」と評価。美術館級のアートを館内に展開し、宿泊そのものを文化体験へとつなげている点に注目した。
白井屋ホテルでは宿泊者を対象に毎日2回、スタッフが前橋の歴史や文化、館内作品の背景を紹介するホテルツアーも行っている。ホテルを訪れることを入り口に、前橋そのものへの関心を広げる取り組みを続けてきた。
9月からは初開催の「前橋国際芸術祭2026」に参加する。Forbes JAPANが評価した「アートの起点」としての役割が、芸術祭を機に街へどう広がっていくかも注目される。
▲ホテルツアーも開催 ©Shinya Kigure


