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100円パンの夫婦 全国放送へ
「人生の楽園」3月28日放映
2026.03.20
前橋市文京町の「ベーカリー ハニームーン」を営む望月信一さん、久美さん夫妻が3月28日18時から放送されるテレビ朝日系「人生の楽園」に出演する。昨年11月14日付の前橋新聞mebuku WEB版の記事が番組プロデューサーの目に留まり、出演の打診につながった。同番組は50代以上を中心に、新たな仕事や地域との関わりに踏み出した人々の第二の人生を描く。
(取材/阿部奈穂子)
トラック運転手からパン職人へ
「そんな立派なことをしているわけではないので」。最初に話を受けた信一さんは出演をためらった。地域の住宅街でパンを焼き、夫婦で店を続けているだけ。自分たちには縁のない話だと思っていた。
それでもディレクターの説得に背中を押され、出演を決めた。撮影は2月27日から5日間にわたり、朝から晩まで密着取材が続いた。
▲ベーカーリーハニームーンの店内
信一さんにとって、それは人生を振り返る時間にもなった。かつては出版社に勤めていたが、会社が倒産。結婚を控え、生活に不安を抱えていた時期に、運送会社の社長に声を掛けられて就職した。そこから長距離トラックの運転手として働き続けたが、56歳で体を壊して引退した。
次の仕事として選んだのが、パン職人の道だった。「手を使って何かを生み出す仕事がしたい」と修業を始め、60歳で自宅1階を改装して店を開いた。グラフィックデザイナーの久美さんも加わり、夫婦二人三脚のパン屋が始まった。
▲早朝から多くの種類のパンを焼く信一さん
ベーカリー ハニームーンは、無添加の手作りパン約40種類を並べる小さな店だ。惣菜パンも菓子パンも地域への感謝を込めて1個100円で販売している。昨年末で100円パンは終える予定だったが、「こうなったら今年いっぱいは値上げせず、頑張って続けますよ」と久美さん。
▲すべて100円
ロケを通して信一さんは「いままで歩んできた道や、いろいろなできごとを思い出した」と話した。店を開くまでの歩みや支えてくれた地域への思いも番組の中で描かれる。
▲テレビ朝日HPより


