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食べたい

ビストロ アルモニゼ 
一皿に心つかまれる

2026.02.14

いぶし銀の前菜

 昨年6月、前橋・長瀞線沿いに実力派のビストロがオープンしました。料理は一から十まで、シェフの渡部和也さんが手作りします。そしてこの店には、どうしても外せない名品がいくつか。今日はそれを目当てに、ランチで訪れました。

▲37歳のオーナーシェフ、渡部さん

 ランチは2カ月に一度メニューが替わり、魚、肉、牛肉コースの3種類から選べます。この日は魚料理を選びました。

 まず運ばれてきたのは前菜の盛り合わせです。派手さに振らず、この一皿にシェフの実力がぎゅっと詰まっている感じ。

 ほどよくクセのある鴨の燻製とテリーヌ。サーモンのタルタルの下には、ジャガイモのクレープが敷かれています。こうしたひと手間がうれしい。

▲ランチコースの前菜、これは充実すぎるでしょう

 薄いパン生地にチーズや生クリーム、タマネギ、細切りベーコンをのせて焼いたフランスのピッツァ「タルトフランベ」に生ハム、キャロットラぺ。ピクルスや、パルメザンチーズとオリーブで焼いたひと口大のクッキーまで。

 これで、もう気持ちはしっかりつかまれてしまいます。

▲手前はフランスのピッツァ「タルトフランベ」

ふっくら真鱈とクレームブリュレ

 メインは北海道産真鱈のムニエルです。表面は香ばしく、中はふっくら。箸を入れると、身がほろりとほどけます。

 卵黄を使ったベアルネーズソースが、その身をやさしく受け止めます。魚の下には白菜のクリーム煮が敷かれていて、全体の味をやわらかくまとめています。何度も言いますが、こういうひと手間がうれしいのです。

▲本日のメイン

 パンにはバターでもオリーブオイルでもなく、赤城鶏のリエットが添えられます。肉の旨味と塩味がしっかりしていて、これだけでワインが飲めそうです。

 コースではライスを選ぶこともできます。こちらはブイヨンライスで、ただの白米ではありません。立ちのぼる香りが自然と食欲を誘います。

▲ちょっぴりカレー風味の赤城鶏のリエット

▲硬く炊くブイヨンライスも美味

 デザートは別注で、名物のクレームブリュレを。幅広の器に薄く敷いた生地を、大きくキャラメリゼしています。表面を割ったときの音と香ばしさが印象的です。

▲このクレームブリュレは必食

  シェフは都内のフレンチの名店「ポール・ボキューズ」で腕を磨いてきました。クレームブリュレはポール・ボキューズが考案したデザートだとか。前橋でこの味を楽しめるのは幸せですね。

店舗情報

ビストロ アルモニゼ

住所 前橋市元総社町94-2
営業時間 11:00~14:00(L.O. 料理13:00)
17:00~21:00(L.O. 料理20:00)
定休日 月・木曜
メールアドレス b-harmonise76@outlook.com
予約はメールから