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【続報】前橋市長選、5候補が激突
小川氏への審判が争点
2026.01.05
前橋市長選は1月5日告示され、12日の投開票日に向け選挙戦に突入した。立候補を届け出たのは新人の海老根篤氏(78)、新人の店橋世津子氏(64)、前職の小川晶氏(43)、新人の丸山彬氏(40)、新人の高橋聡哉氏(66)の5人。自身の不祥事から任期途中で辞職した小川氏を市民が信任するか、刷新を求めるかが最大の争点となる。欠員1となっている市議会議員の補欠選挙も同時に行われ、4人が立候補した。
実績強調の前職、刷新求める新人
「私にとっては大逆風でマイナスからのスタート。どんなに辛くても、どんなに厳しくても、もう一度立ち上がり、市民1人1人の暮らしが最優先される前橋市政を実現するために戦っていきます」。出直し選挙に臨む小川晶氏は5日午前9時前、前橋市元総社町の選挙事務所で神妙に第一声を上げた。
辞職に至った問題について支持者に陳謝するとともに、学校給食の無償化をはじめとする市長としての1年9カ月間の実績を強調。最優先する子供・子育て、福祉分野で公約を示し、「行動と決意を見ていただき、投票していただければ」と呼び掛けた。
▲市政継続を呼び掛ける小川氏
新人は小川氏の問題や政策を批判、市政刷新を訴えた。
丸山彬氏はJA前橋市宮城・粕川支所と県庁前で演説した。前橋市のブランド力が棄損され物心両面から被害が出ていることに強い懸念を示し、「先輩方が何百年とかけて積み重ねてきた前橋の誇りを汚したくない。そう思った時に自然と体が動いた」と立候補の動機を語った。
「信なくば立たず」。政治に最も必要なのは信頼であると口調を強め、「前橋をちゃんと建て直したい。それは騒動の当事者には不可能。信頼される新しいリーダーが必要なんです」と市長交代を強く求めた。前橋のまちづくりが全国から注目されていると指摘、「前橋ワンチームで誇れる前橋を一緒に創りましょう」と市民参加の市政を呼び掛けた。
▲「前橋を思う気持ちは負けない」と熱く語る丸山氏
店橋世津子氏は群馬県庁前で第一声を上げた。中心街再開発事業を批判、 「市民の暮らしは借金漬け。市民参加で見直し、暮らし、福祉優先の前橋を何としても作りたい」と訴えた。再開発事業に盛り込まれている小中一貫校の開校についても、「郊外の学校を統廃合しながら新たな学校を作る。ここに市民の合意が得られるのでしょうか」と疑問を投げかけた。
上下水道料金、前橋こども公園のゴーカートなど相次ぐ公共料金値上げにも強く反対し、①子育て安心②高齢者が安心して暮らせる③働くみなさんが仕事をしていける④命を守り暮らしやすい-の「4つの安心」に取り組んでいく方針を示した。
▲小川市政による相次ぐ公共料金値上げを批判する店橋氏
海老根篤氏は街宣車で遊説、小川氏のホテル問題を批判した。
高橋聡哉氏は街頭演説などを行わず、選挙公報で政策を伝える。
前橋市で初の出直し市長選
今回の前橋市長選は小川氏が既婚の前橋市男性職員=2025年12月末付で依願退職=と10回以上にわたってラブホテルで密談していた問題を受け、小川氏が昨年11月27日付で辞職したのに伴い実施される。
前橋市で市長が任期途中で辞職し、再度、立候補するのは初めて。
公職選挙法により、小川氏が再任された場合の任期は辞職前の残り任期で2028年2月27日までとなる。他の立候補者が当選すると、4年後の2030年1月11日で満了となる。
有権者となる告示前日1月4日時点の選挙人名簿登録者数は27万3018人(男13万2086人、女14万932人)。
◇立候補者(届け出順)
海老根 篤(78) 元みどり市議 無新
店橋世津子(64) 元前橋市議 無新
小川 晶(43) 前前橋市長 無前
丸山 彬(40) 弁護士 無新
高橋 聡哉(66) 農業 無新
市議補選に4氏立候補
前橋市議補選には新人、元職が2人ずつ立候補した。
◇立候補者(届け出順)
長原 駿(28) 自営業 無新
関 俊夫(65) 無 職 無新
岡田 修一(74) 会社員 無元
小川 栄治(58) 歯科医 維元
(維は日本維新の会)


