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前橋市長選、丸山彬さん立候補へ
弁護士、まちづくりに熱意
2025.11.27
前橋市の小川晶市長(42)の辞職表明に伴い想定される市長選に弁護士の丸山彬氏(39)が立候補の意向を固めたことが分かった。無所属で立候補し、応援する同世代の若い仲間を中心に選挙戦を展開する見通し。近く正式に表明する。
GIA2022ファイナリスト
丸山氏は2017年から群馬弁護士会に所属、父親が所長を務める丸山法律事務所に勤務している。群馬弁護士会・中小企業リーガルサポートセンターぐんま委員、全国倒産処理ネットワーク会員。2024年から東和銀行の社外取締役を勤めている。
まちづくりや起業に関心が高い。2022年の群馬イノベーションアワード(GIA)には弁護士として多くの離婚相談を受けた経験から全国の既婚者が気軽に相談し合えるアプリを提案、ファイナリストに輝いた。
me bu ku TVを制作
一般社団法人・太陽の会の幹事を務め、所属する広報部会のSNS動画チャンネル「me bu ku TV」の制作を中心になって手掛けている。
me bu kuTVでは、太陽の会の活動PRに留まらず、中心街で開かれるイベント、まちづくりに関する講演会、起業した若者の追跡ルポといった幅広いテーマを取り上げている。
▲自ら撮影もする丸山さん
丸山氏は群馬県立前橋高-慶應義塾大経済学部卒。明治大法科大学院を卒業、2017年から群馬弁護士会に所属している。早稲田大ビジネスファイナンス研究センターExecutive MBA essence(Global)修了。前橋青年会議所監事。
小川氏も立候補の意向
前橋市長選をめぐっては、小川晶市長は退職願を提出する前に立候補する考えを表明している。
このほか、前回の選挙で小川氏に敗れた山本龍氏(66)や複数の保守系新人、前回は小川氏を支援した共産党系の市民団体からの候補者擁立が取りざたされている。
小川氏の辞職は11月27日の市議会本会議で同意される見通し。市長選は市議会議長が市選挙管理委員会に通知した翌日から50日以内に実施される。12月21日告示、28日投開票または1月4日告示、11日投開票が有力視されている。


