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遊びたい
「たこさんのおはなしや」600回
前橋こども図書館で記念イベント
2025.08.10
前橋こども図書館で毎週木曜日に開かれている田子智代さんの「たこさんのおはなしや」が8月28日に通算600回目を迎える。これを記念した特別イベントの第1弾が8月10日開かれ、田子さんと仲間たちが絵本の読み聞かせや紙芝居、手遊びをして家族連れを楽しませた。第2弾は28日に開かれる。
読み聞かせ、紙芝居、歌
「はじまるよ、はじまるよ。これから楽しい『おはなしや』がはじまるよ。みんな、お腹抱えてワッハッハって笑ってね」。タコのような真っ赤なドレスをまとい、赤い帽子を被った田子さんが歌い出すと、子供たちは椅子に座って目を輝かす。
▲元気いっぱいな田子さん
この日は田子さんをお祝いしようと、たくさんのゆかいな仲間たちが駆け付けた。
パフォーマーのCasek(ケースケ)さんは軽快なジャグリング、國崎理嘉さんは紙芝居をして子供たちを喜ばせた。
とんとんともちゃんが動物たちに帽子をプレゼントするパネルシアターを始めると子供たちも前に出てきてパネルを完成させた。
皿回しのリレーを成功させる
▲紙芝居をする國崎さん
▲パネルシアターに参加する子供たち
2022年まで2年間、育休中に「おはなしや」に出演した民放テレビ局の記者、村上祐子さんもこの日のために都内から参加、田子さんと一緒に大型絵本『ぴょーん』を読み上げた。「カエルがぴょーん」「子猫がぴょーん」と大きな声を掛けると、子供たちは声に合わせて思い切りジャンプした。
「娘と一緒に楽しんでいたら、田子さんから『一緒にやろうよ』と誘ってもらい、楽しい経験をさせていただきました。前橋は子育てをするのにいい環境ですね」と笑顔で話していた。
▲元アナウンサーの村上さんの明るい掛け声で「ジャーンプ」
最後は2人組の音楽ユニット「水と青」の歌に合わせて、田子さんを先頭に「たこさんマスカラ」を鳴らしながら会場を回って楽しんだ。
▲童謡を披露する「水と青」
「子供から元気もらえる」
田子さんは自分の子供たちに読み聞かせをするのが大好きだった。子供が大きくなってもボランティアで学校や保育施設で読み聞かせ会を開いた。
前橋こども図書館では2008年から「たこさんのおはなしや」を始めた。
▲子どもたちに大人気の田子さん
「いつも全力投球するので、最近は体力が落ちてきて終わるとぐったり。でも、この会は楽しくて、子供たちから元気をもらえる」と満足そう。
子供たちも親になり、この日は3歳と5歳の孫を連れて参加した。「『お母さん、まだやっているの』って飽きれられるけど、一歩ずつ尽きるところまで頑張ります。『たこの恩返し』です」と生涯現役を誓う。
▲田子さんと萩原朔美さんの読み聞かせ
第2弾は8月28日、前橋文学館の萩原朔美特別館長と読み聞かせをする。
さくみかんちょうとたこさんのおはなしかい
- お問合せはこちら
- 027-230-8833(前橋こども図書館)
| ・日時 | 2025年8月28日(木) 11時~11時30分 |
|---|---|
| ・会場 | 前橋こども図書館 (前橋プラザ元気21・2階) |
| ・出演 | 萩原朔美、たこさん |
| ・入場 | 無料 |


