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食べたい

SHOP CAFÉ Qu 　
アメリカ西海岸のビビンバだ

2025.06.08

福祉施設で育てた新鮮野菜

　「道の駅まえばし赤城」の最も南にある、雑貨や食品を扱うショップに併設されたカフェ。

　前橋市内にある福祉施設でつくる「みんなの店運営委員会」が運営しています。各施設から日替わりで障がい者と職員が通い、接客や配膳、掃除をしています。

　４月、新メニューが加わりました。「ブッダボウル」です。

▲色鮮やかな丼です

　五穀米のご飯の上に、福祉施設が育てている７～９種類の野菜や雑穀のおかずを彩りよく盛り付けています。

　ご飯は140㌘と少な目で、ほとんどが野菜。でも途中でお腹がいっぱいになるほどのボリュームです。野菜で満腹なんてヘルシーだなあ。

　「福祉施設が育てている新鮮野菜をなるべく無添加の調味料を使って、全部異なる味付けにしてるんですよ」と店長の千木良真弓さん。小松菜はナムル、里芋は揚げ煮、カブは酢漬けという具合。だから食べ飽きないんですね。

▲スープ付きです

　しかも、玉ネギのミネストローネスープも付いています。トマト味のスープに玉ネギが丸まる１個。トロリと煮込まれています。

　「ブッダボウル」、あまり聞かない料理です。発祥はアメリカ西海岸だとか。確かにアメリカではビーガン料理が盛んです。

　「２年前の開店当時から、野菜をたくさん使ったメニューを、とずっと考えていたんです。ある日、県外のカフェでブッダボウルに出会い、”美味しい、うちのメニューに取り入れよう”と試行錯誤を続けてきました」と千木良さん。

▲店長の千木良さん（写真左）とスタッフさん

　ほかに、ほうれん草を練り込んだパンに林牧場のソーセージをはさんだ「ポパイドッグ」や、県内産小麦を使用した細麺うどんをトマト味のスープと合わせた「トマトスープうどん」も人気です。

　各福祉施設で作るパンやクッキー、甘酒、雑貨類も購入できます。体に良いものがいっぱい。疲れたなあと感じるときは訪れて、リフレッシュしたいお店です。

▲すてっぷのクッキー

▲菜の花の麦茶