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「ジョモネコ」です。よろしく
上毛電鉄にゆるキャラ誕生
2025.05.28
上電が大好きな「ジョモネコ」です。よろしくね-。2026年5月に会社設立100周年を迎える上毛電気鉄道にゆるキャラが誕生した。縞模様が「上毛」に見えるかわいらしい黄色のネコ。グッズ化や着ぐるみの制作を検討、“宣伝部長”として上電や沿線の盛り上げに奮闘していく。
夢は雑貨・カフェの店
ジョモネコは上電沿線に住むネコ。「上毛」の縞模様から「ジョウモウネコ」、略して「ジョモネコ」と呼ばれている。上電が大好きで、1928(昭和3)年の開業当初から走る国内最古級の車両「デハ101」をデザインしたエプロンを愛用している-。
ゆるキャラに選ばれたジョモネコはそんな設定で生まれた。駅員さんが「猫の手も借りたい」と困っていると、ふらりと現れて手伝ってれる心優しいネコ。ジャコウネコのコーヒーに憧れ、いつか自作の上電雑貨とジョモネココーヒーの店をオープンすることを夢見ている。
▲ジョモネコの正面。頭に100の模様
▲後ろ姿。しっぽに注目
ゆるキャラは上電沿線市連絡協議会と上毛電鉄が昨年11月から募集を始めた。全国からイラスト、名前とも554件の応募があり、hanaさん(東京都)が最優秀イラスト賞と最優秀ネーム賞をダブルで受賞した。賞品は合わせて10万円分のギフトカード。
▲貸し切り車両として現役のデハ101
前橋市役所で5月28日に開かれた定例記者会見で、上毛電鉄の橋本隆社長は「大変素晴らしい作品を決めていただいた。ジョモネコとともに100周年を祝い、一緒に盛り上げていきたい」と述べ、イベントでフル稼働してもらうと期待した。
「しっぽにも実は『上毛』と書かれている」と詳しい小川晶市長は「エプロンもかわいいので、商品化したらほしい。コーヒー店とコラボもできるのでは」と提案していた。
▲ジョモネコを説明する橋本社長


