桂林
“あんかけ”といえば桂林

中華料理のあんかけメニュー大好きなんです。あんと油が絡み合った感じが…。そんなとき、食通の友人から「桂林のあんかけ、最高だよ」という話を聞き、早速行ってみました。

こちら、昼どきは店前の駐車場がいつもいっぱいです。11時30分の開店と同時に駆け込みました。

注文したのは、あんかけの王者「うま煮定食」と「カニ玉丼」です。

さあ、いただきましょう。うま煮はタケノコ、ヤングコーン、豚肉、鶏肉、白菜、キノコ、ゆり根など10種類もの具材が入ったぜいたくな一品。この彩り、いいですね。それらが、たっぷりのしょうゆ味のあんに包まれて、お皿を動かす度にゆらゆらと揺れます。ツヤツヤ、とろとろ、美味しいなあ。

カニ玉丼はご飯の上に、卵２個分のカニ玉が乗り、ケチャップ味のあんがかかっています。ケチャップ味のあんって、甘すぎることが多いのですが、桂林さんのあんは甘さ控えめ。カニ玉の味を生かしています。

こちらのお店は1983年創業、約40年ここで商売をしています。鶏ガラスープの正油ラーメンやパラパラのチャーハンにもファンが多いそう。「特に人気のメニューはなんですか？」と奥様に尋ねたところ、「うちは常連さんが多くて、それぞれ好きなものを召し上がるので、これっていうのはないわねえ」との答えでした。なるほど。

値段もリーズナブルでありがたい。正油ラーメン単品は510円。お昼の定食はサラダ、スープ、お新香、デザートのフルーツまで付いていて640円～1030円と良心的です。

今度は、焼き色が抜群に美味しそうだった餃子を食べに行きたいと思います。