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食べたい

珈琲と中華まん ほっぺ
中華料理人が作る本格肉まん

2024.06.30

せいろで蒸す間に自家焙煎コーヒー

背景に赤城山が見える田園風景の中に、ぽつんとおしゃれなカフェが建っています。

コーヒーと中華まんが名物のカフェです。珍しい。

コーヒーは店内で4種類の豆を自家焙煎し、挽いて、ハンドドリップします。タンザニアをアイスで注文。あとは、豚まんとエビマヨ蒸しパンバーガーを頼みました。

▲コーヒーの香りが店内に立ち込めます

豚まんと蒸しパンは、せいろで蒸すため10~15分ほどかかります。

酸味はやや強め、苦みの少ないタンザニアのアイスコーヒーを飲みながら待ちましょう。雑味がまったくなくて爽やか。

▲タンザニアのほか、エチオピア、コロンビア、ブラジルがあります

あつあつの豚まんと、マヨネーズたっぷりのエビマヨ蒸しパンバーガーが登場しました。

湯気が出ている豚まんを割ると、むっちりとお肉が入っています。前橋産の麦豚です。ジューシーなわけだ。ちょっぴりの甘みがいい具合。

▲豚まんとエビマヨ蒸しパンバーガー

▲割ると、豚挽肉と玉ネギの具が出てきました

エビマヨ蒸しパンバーガーは、豚まんと同じ生地を使ったパンに、大ぶりの海老が5尾。マヨネーズソースで和えてはさんであります。

海老はプリップリ。そして何と言っても生地が最高。ふんわりしているけれど、コシがある。

「上州の地粉を2種、中力粉と薄力粉をブレンドするんです。その日の気温や湿度に合わせて、比率を変えています」と店主の小山賢一さん。

 

▲中を開けるとこんな感じ

以前は中華料理店経営

デザートに頼んだ杏仁豆腐も、杏子のタネから作っている本格派。味が濃厚です。

すべてのメニューに手が込んでいて、クオリティーが高い。聞けば「以前、渋川市で『中華ほっぺ』という中華料理店を10年間やっていました。体調を崩して中華鍋が振れなくなり、大好きだったコーヒーの道へ進もうと、カフェへ修業に出たんです」と店主の小山さん。

そんな歴史があったのですね。

▲杏仁が濃い

2023年6月にオープンした珈琲と中華まんのほっぺ、先日1周年を迎えました。

カウンター2席、テーブル3卓の小さな店内。窓からは一面の緑で癒されます。とっておきにしたいカフェです。

▲店主の小山さん

▲店内は小山さんがDIYしたそう

店舗情報

珈琲と中華まん「ほっぺ」

お問合せはこちら
080-1076-4936
住所 前橋市富士見町引田516-105
営業時間 11時~18時
定休日 土、日、月曜