gourmet
食べたい
気に入りました、目玉焼きのあえもの
前橋・立川町通り、熊野神社隣りにタイの屋台を再現したお店「セマクテ」があります。今宵はこちらで「チョンゲーオ(乾杯)」。
一杯目は1933年にタイで生まれたビール「シンハー」から。
「ヌンジップ(ひと口)チャレンジしますか?」と店主の奥様、エリさん。瓶に白マジックで、「ここがひと口」と思う場所に線を引いて飲みます。ピッタリ当たるともう1本プレゼントだそう。3人でチャレンジしましたが、残念。飲みすぎちゃいました。
最初のおつまみは、生ソーセージ「ネーム」と「セマクテ式イカの塩辛」を。
プリップリとしたネームはビールとの相性抜群。途中で唐辛子とニンニク入りのナンプラーソースをかけたら、さらにビールが進みます。
セマクテ式イカの塩辛はナッツとパクチーがたっぷり。この組み合わせの美味しさは意外でした。
続いて、「海老のトムヤム焼き」。トムヤムクンを煮詰めたようなソースが大ぶりの海老に絡みついています。
そして3人の間で、大好評だったのが「目玉焼きのあえもの」。こんがり焼いたフライドエッグが5、6等分され、セロリや紫玉ネギ、トマト、ナッツと和えてあります。甘酸っぱくて爽やか。いくらでも食べられそう。
タイ北部の味を提供
2杯目は緑のボトルのタイビール「チャーン」。グラスに注がず、そのまま瓶で飲みます。冷たさが伝わってきます。このビール、なめらかな口当たりでかなり美味しい。
締めは「104」という麺料理。店主のプラスィット・テジャサさんがタイのリアルな屋台のトムヤム麺を、ベトナムのフォーとハーブを使ってアレンジした一品です。
運ばれてくると同時にパクチーの香りがムンムン。パクチー好きにはたまりません。つるんとしたフォーを刺激的な赤いスープでいただきます。
「お好みで砂糖とナンプラーと酢と唐辛子を入れてくださいね」と奥様のエリさん。
「セマクテ」さんは2009年、馬場川通りにオープン。2017年にいまの立川町通りに移転したそうです。
タイ北部の町、ランプーン出身の店主さんと日本人の奥様でアットホームな笑顔あふれるお店を作り上げています。「タイ北部の料理はさっぱり系が多いんですよ。ココナッツミルクもあまり使わないし」と奥様。
暑い前橋の夏にぴったりですね。食べたあとは体が軽くなり、自宅まで40分の夜の散歩を楽しんじゃいました。
店舗情報
泰処セマクテ
- お問合せはこちら
- 027-232-0893
住所 | 前橋市千代田町3丁目6−12 |
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営業時間 | 11時~14時30 分(L.O 14時) 18時00~21時 (L.O 20時) |
定休日 | 月、火曜 |