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カラオケは世界を繋ぐ
6月9日にワールドカップ

2024.06.03

カラオケは世界を繋ぐ
6月9日にワールドカップ

前橋市内で暮らす外国人が日本の歌を日本語で歌う「まえばしカラオケワールドカップ」が6月9日、前橋中央イベント広場で開かれる。日本語学校で学ぶ留学生、企業や施設で働く社会人、8カ国の21組が出場、歌唱力やパフォーマンスを競う。

8カ国の学生、社会人が熱唱

カラオケワールドカップはカラオケを通じて相互理解を深めようと、青年海外協力隊のOBや前橋市内の経営者、日本人学校の教職員たちで実行委員会を組織、2019年から始めた。コロナ禍での中断を挟んで、今回で4回目となる。

▲今回の出場者。ポスターを持ってPRする

出場者は日本の着物や民族衣装を着たり、ダンスを交えたりと、それぞれ工夫を凝らして会場を盛り上げる。流ちょうな日本語で最新曲を歌い上げる人もいれば、来日したてでたどたどしい日本語ながら心を込めて一生懸命に童謡を歌う人もいて、会場からは温かい拍手が送られる。

▲着物姿で美声を響かせたスリランカの3人娘(前回大会)

▲前回、社会人の部で優勝したベトナム女性

▲ブラジルのグループはとにかく陽気

5カ国の名物料理味わえます

各国のグルメが味わえる「世界のキッチン」も人気。今回は珍しいルーマニア料理をはじめ、モンゴル、トルコ、ネパール、韓国の専門店が出店する。

さらに、各国文化を体験できるコーナーもある。

▲▼各国のグルメも堪能しよう

実行委員長の佐藤祥平さんは「音楽を通じて言葉の壁、心の壁を越えていくことを目指して開催します。お互いを知ることが多文化共生の初めの一歩。外国人には日本の文化やルールを知ってもらう機会に、また日本人にもさまざまな海外の文化を知ってもらいたいです。出身や国籍に関わらず、みんなに優しいまちづくりにつながることを願っています。」と話している。

協賛しているコシダカホールディングズは大会を盛り上げようと、カラオケボックス「まねきねこ」の前橋本店とアクエル前橋店を出場者向けに無料で開放している。腰高博社長は「カラオケはもう世界の共通語。大会を通じて国際親善、相互理解を深めてください」と期待している。

▲出場者が特訓している「まねきねこ前橋本店」

第4回まえばしカラオケワールドカップ

・日時 6月9日(日)12時30分~16時
・会場 前橋中央イベント広場(前橋市千代田町2-8-21)
・入場 無料