【石川知恵子の10月の絵本】
『怪物園』（福音館書店）

遠くから眺めると、それはお城のようでした。
けれども屋根には目玉、窓からは毛むくじゃらの手、建物の下からは足や尾もはえています。
みんなはそれを怪物園と呼びました。
怪物園は、たくさんの怪物たちを乗せて、長い旅を続けていました。
それはある静かな夜のこと、怪物園がうっかり玄関を開けたままウトウト。
その隙に様々な怪物たちが怪物園から抜け出してしまったのです。
街にやって来て通りを行進しています。
街の人たちは、恐ろしくなって、家の中へと逃げ込みます。
外で遊べなくなった子どもたちは、空想の世界で遊ぶことになります…。

✳︎Junaidaさんの美しい色彩の装丁も魅力的な絵本です。
✳︎夢と現実が交互に出てくる不思議な感覚の物語
✳︎怪物の顔は怖いけれども　どことなく愛らしくてフィギュア人形全部集めたくなります。

10月31日のハロウィンに向けて、この時期にぴったりの絵本を集めました。

魔女🦹‍♀️、ゴースト👻、ドラキュラ🧛、ガイコツ☠️、くろねこ🐈‍⬛…

こわーい！！だけじゃない❗️楽しい絵本、びっくりしかけ絵本もたくさんあります。

どうぞ読みに来てくださいね。