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遊びたい
アーティストによる「ものがたり」の世界に飛び込もう
3月5日、まちなかで「アルテナラ前橋」
2023.03.04
イタリア・レッジョエミリア市で毎年5月に開かれる、ものがたりパフォーマンスイベント「レッジョナラ」。それにインスパイアされたイベント「アルテナラ前橋」が3月5日、前橋で行われる。前橋文学館やアーツ前橋、まちなか各所を舞台に、有志の市民をはじめアーティストたちが「ものがたり」の世界をつくる。演劇、インプロ(即興演劇)、ダンス、造形、読み聞かせなど、想像力を膨らませて一緒に楽しもう。
まちなかを移動しながら読み聞かせ
「アルテナラ前橋」は9つのパフォーマンスと3つのワークショップで構成される。
6人の女性と前橋国際大の学生からなる「ミストラル」は10時から16時まで、中央イベント広場を皮切りにまちなかを移動しながら絵本の読み聞かせを行う。
同広場ではほかにも、どこに現れるかわからない忍者たちと修業をしながら大きな巻物を完成させる「つくろう!忍☆JOHズ絵巻」(10時30分~)など楽しい催しが目白押し。
前橋文学館では演劇やインプロ、読み聞かせが次々と行われる。11時30分からは絵本「みえなくなった ちょうこくか」著者、立木寛子さんによる絵本朗読と全盲の彫刻家、三輪途道さんのショートトーク。14時30分からは萩原朔美館長が率いる「カンドロップス」による劇「怪盗ニャンドロップス 心を盗むの巻」が登場。
アーツ前橋ではワークショップが行われる。13時から、染色造形作家、三上愛さんによる「はじめての絵本づくり」(要予約)と、いろんな材料や道具で好きなモノをつくる「うまスタ×アルテナラ」(予約不要)。
15時からは「こども哲学」(要予約)。一つの「ものがたり」をとおして、疑問や驚きをほかの人に伝えてたくさん考えるワークショップを開く。
「アルテラ前橋は、『ものがたり』をつうじて、前橋のまちを好きになってもらおうというイベントです。まちなかやアーツ前橋、前橋文学館でいろいろなことが起きると思いますが、参加者も、予定調和ではない、その場で生まれる『ものがたり』にプレーヤーとして加わって楽しんでほしい」と事務局の箱田みどりさんは話している。
アルテラ前橋
<テーマ> つむぐ
<日にち> 2023年3月5日(日)
<時 間> 10:00〜16:00
<場 所> 前橋まちなか 前橋中央通りアーケード、前橋文学館、アーツ前橋
<参加費> 無料・入退場自由
<対 象> 0歳〜100歳(乳幼児は保護者と一緒にご参加ください)
<申込み> 「はじめての絵本づくり」「こどもテツガク」のみ要予約(アーツ前橋TEL.027-230-1144)