環境に、人に、街に優しく
無印良品 前橋中央商店街が開店

空き店舗をリノベーションした新しい店舗に赤地に白く「無印良品」と書かれた看板が掲げられた。

売り場面積は約115平方㍍と小型。商品構成は中心街に少ない日用品に特化している。

台所用品や文房具、掃除・洗濯用品、化粧品、レトルト食品・調味料など、なくなるとすぐに必要な商品を集めている。衣料品も靴下や下着、帽子や手袋を中心に品揃えしている。

毎日使うものだからこそ、人にも地球にも優しさを求めた。生長の早い竹を100％使ったペーパー類や環境負荷が少ない洗剤を提案する。

地域密着の一環として、「ぐんまの良品」コーナーを設けた。コンニャク製品、地粉うどん、桑茶といった群馬県が誇る良品を販売している。

「一坪開業」スペースは起業を支援する。ここで経験を積んでもらい、将来的な出店につなげてもらう。

つながる市には食品や雑貨を中心に10店舗が出店する予定。

下田香絵店長は「遠くまで買い物に行かなければならなかった中心街の人に喜んでいただけそう。まちなかの元気につながる店にしたいです」と笑顔で話している。